県内「拡大傾向」に近い 感染相次ぎ知事が見解

2020年03月24日 08:09

 相次いで3人の新型コロナウイルス感染が確認された23日、岐阜県と岐阜市の担当者は対応に追われた。県、市ともに対策本部の会議を行い、対応を協議。古田肇知事は県幹部に「さらなる感染の広がりも十分に考えられるので、警戒態勢を敷いてほしい」と指示した。

 国の専門家会議は19日、今後の対応に関して地域を3類型に分類。感染状況が深刻な順から「拡大傾向にある」「収束に向かい始めている、または一定程度に収まってきている」「確認されない」などとした。古田知事は「(岐阜県は)真ん中(の分類)と考えていたが、立て続けに感染が確認され『拡大傾向にある』に近いと感じている」と見解を述べ、「緊張感を持って取り組む段階に来た」と警戒感を示した。

 県は、8人の感染者のうち4人が海外への渡航者だったことを受け、帰国者・接触者外来を置く医療機関などに積極的な検査などを行うよう通知し、国が確保したマスク8万枚を配布した。

 フィリピンに渡航した30代女性の感染が確認された岐阜市の柴橋正直市長は「海外に渡航した人は、他の市民の健康を脅かさないよう速やかな行動を取ってもらいたい」と呼び掛けた。


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