入社式中止や分散 県内企業、対応に苦慮 新型コロナ

2020年03月29日 08:23

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、新入社員数の多い岐阜県内の企業では、4月1日に予定している入社式を中止したり会場を分散させたりしている。新入社員の一体感を醸成するために大切な役割を果たす入社式だが、感染リスクを踏まえ、各企業は対応に苦慮している。

 新型コロナの感染を防ぐため、十六銀行は毎年本店で行っている入社式を中止し、オリエンテーションに絞る。大垣共立銀行は現在未定。イビデンは延期する方針だ。

 開催を決めた企業も、会場分散や時間短縮などの対策を取る。1会場当たりの人数を減らすため、西濃運輸は昨年の3カ所から15カ所に会場を増やして入社式を行う。バローホールディングスは、従来のグループ合同入社式でなく、事業会社ごとに実施し、式典の時間も短くする。グループ合同の入社式を開いているトーカイも今年は自社の新入社員だけを本社に集め、グループ会社の新入社員は各会社からのウェブを使った参加に切り替える。太平洋工業は入社式の時間を30分程度に短縮して感染リスクを低減する。


カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会 経済