可児市で新たに2人感染 岐阜計19人に

2020年03月29日 08:09

 岐阜県は28日、新たに可児市に住む60代と70代の男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。同市の合唱団二つとスポーツジムのクラスター(感染者集団)での感染者は14人となり、県内での感染確認は19人となった。

 県によると、男性2人は、いずれも27日に感染が確認されたジム利用者の女性の夫。2人はジムを利用していない。それぞれ妻の濃厚接触者として検体検査をして陽性が判明した。2人とも症状はないという。ジムでの感染経路は依然として分かっていない。

 このクラスターで最初に感染が確認された70代夫婦らと同じ時間帯にジムを利用した人は200人を超えており、県は検体検査を急いでいる。可児市を管轄する可茂保健所(美濃加茂市)の車庫を利用するなどし、迅速に検体を採取している。ジム利用者で28日までに陰性が確認されたのは82人で、30日までには検体検査を終える見込み。

 また、クラスター内で最も早く発症した40代女性について、可児市のゴルフ場は28日までに、自社の従業員であることや、施設を消毒したことなどをホームページで自主的に公表した。県によると、女性は発症前の2月16日、美濃市で開かれた合唱の発表会に参加したが、他の参加者で現在、疑いのある症状がある人は確認されていない。

 一方、県内で初の感染確認として2月26日から入院していた大垣市の50代男性会社員は28日、退院した。男性は当初から重症で、一時は人工呼吸器を装着して治療を受けていた。県内での退院は男性の妻に次いで2人目。


カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会