県外6人発熱など症状 可児市の発症者勤務ゴルフ場

2020年03月30日 08:21

 岐阜県は29日、新型コロナウイルスの感染拡大が確認されている可児市のクラスター(感染者集団)を巡り、最初に発症したとみられる40代女性が発症後に出勤した同市のゴルフ場の利用者は、計約2900人に上ると明らかにした。ゴルフ場が利用歴に基づいて全員に連絡しており、29日午後現在、県外在住の6人に発熱などの症状があるという。

 県によると、女性は2月28日の発症後、3月21日までの計15日間ゴルフ場に出勤した。利用者全員が女性と接触したわけではないが、県担当者は「念のため(ゴルフ場から)連絡してもらっている」と説明。29日に全員との連絡を終える見通しという。

 症状があることが分かった6人については、岐阜県からの連絡を受けた当該県が検体検査などを実施する見込み。岐阜県の担当者は「(仮に)陽性が判明すれば、クラスターが拡大する懸念がある」としている。

 一方、ゴルフ場の他の従業員17人のうち、15人は29日までの検体検査で陰性が判明した。残り2人の検査も行っている。全員に症状はないという。

 また、クラスター内の二つの合唱団については、所属する53人全員の検体検査を29日までに終え、これまで感染が確認されている7人以外、全員の陰性を確認した。スポーツジム利用者については82人の陰性を確認し、残る130人余りの検査を順次、実施している。


カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会