大垣市でクラスターか 感染者の職場2人陽性

2020年04月01日 07:33

◆岐阜感染者26人に

 岐阜県と岐阜市は31日、大垣市で2人、岐阜市、多治見市で各1人の計4人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内での1日の感染確認としては過去最多。大垣市の2人は、29日に感染が確認された同市の50代自営業男性の職場関係者で、県は「クラスター(感染者集団)形成の可能性も含めて調べる必要がある」と警戒している。県内の感染者は26人となった。また可児市のクラスター関連で愛知県一宮市の男性1人の感染を確認した。

 大垣市でクラスターが確認されれば、県内二つ目となる。県によると、同市に住む60代男性、40代男性はいずれも軽症。60代男性は24日にのどの痛みが、40代男性は26日に37・3度の発熱や倦怠(けんたい)感が出ていた。2人は21日、50代自営業男性と屋内で同じ業務に当たっていた。職場などでの接触者は計13人おり、うち1人にせきやのどの痛みの症状があるという。

 岐阜市では、市内に住む40代男性の感染を確認。28日に37度台の発熱や倦怠感などの症状が出て、31日に市内の医療機関を受診した。重症ではない。感染者との接触は確認できておらず、市は具体的な行動歴を調べている。

 多治見市に住む50代の男性会社役員は、27日に38・6度の発熱やせきなどが出た。外出を控えて自宅にいたが、30日に帰国者・接触者相談センターの紹介で医療機関を受診し、31日に陽性と判明した。東濃地域では初の感染確認となる。濃厚接触者は同居の家族1人で、症状はないが検体検査を行う。男性は発症前の2週間に仕事で複数県を訪れたといい、県が感染経路を調べる。

 県は28日、専門家会議の意見を踏まえ、県内の発生状況を「可児市のクラスターはあるが、次々と自然発生している状況ではない」とし、学校再開などの施策の前提としてきた。各地で感染確認が相次いだ31日の状況を受け、県担当者は「明日以降(の感染拡大状況)を見ながら評価したい」と話した。


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