若者「自分たちも控えるべき」 外出自粛、県民に共感

2020年04月04日 08:33

新型コロナウイルス感染拡大防止のため4日から実施する臨時休館を知らせる掲示板=3日午後3時37分、岐阜市宇佐、県図書館

新型コロナウイルス感染拡大防止のため4日から実施する臨時休館を知らせる掲示板=3日午後3時37分、岐阜市宇佐、県図書館

 事実上の外出自粛要請となる古田肇知事のメッセージが公表された3日、岐阜県内からは賛成の声が上がる一方、地域経済に与えるマイナスの影響を懸念する声も漏れた。学校再開に伴う感染拡大防止対策強化や県直営施設の完全休館など「ストップ 新型コロナ 2週間作戦」と銘打った重点対策が始まるのを受け、県内では感染拡大への危機感が強まっている。

 古田肇知事のメッセージ公表を受け、感染者が確認されている美濃市で理容店を営む女性(70)は「感染者が増えている現状を踏まえた自粛は賛成だが、もう少し早くてもよかったのでは」と話した。今春から新社会人(18)は電車通勤を始めたばかり。マスクを着けて感染予防をしており「週末は自宅で過ごしたい」と理解を示した。

 若者に向けて慎重な行動が求められたことに、岐阜大大学院生の男性(26)は「京都産業大などの集団感染事例がある以上、自分たちの世代は外出を自粛するべき」と話した。大垣市内の公園で犬のトレーニングをしていた専門学生(19)=揖斐郡池田町=は「周りに感染者がいないので実感はない。でも感染防止は外出しないのが一番だと思う。犬の散歩は夜など人通りが少ない時間を選びたい」とした。

 一方、感染者の出ていない飛騨地域では困惑の声も。飛騨市古川町の菓子店経営(54)は「観光客が減る中、地元の需要を期待していたので、今後の見通しが立たなくなった。もし市内で感染者が出たら、さらに自粛が強まるのだろうか」と懸念していた。


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