岐阜市でクラスター 県内感染は新たに4人

2020年04月04日 08:24

 岐阜市は3日、既に新型コロナウイルスの感染が判明している男女7人が同市若宮町のナイトクラブ「シャルム」の従業員と客だったとして、クラスター(感染者集団)に認定したと発表した。市によると、店にはほかに従業員が15人おり、このうち1人が体調不良を訴えている。他の来店客にも感染していないか調査を急ぐ。

 感染した7人の行動歴を調べ、クラスターが発生したと判断した。同店は繁華街・柳ケ瀬かいわいにある。

 市によると、感染したのは、客の男性4人と従業員の男女3人。客は岐阜市の40代会社員、同市の20代会社員、愛知県一宮市の20代、豊橋市の40代。従業員はいずれも岐阜市の30代で、女性2人と男性1人。客の4人は一緒に3月25日に来店していた。7人は3月31日~4月2日に感染が確認された。

 岐阜市は、3月25日から4月1日までの来店客を中心に感染状況の調査を急ぐ。今後、厚生労働省にクラスター対策班の派遣要請を検討する。同店と別に系列店が2店あるという。

 また、県と岐阜市は3日、新たに関市、土岐市、岐阜市で計4人の感染を確認したと発表した。県内での感染確認は13日連続で、感染者は40人となった。

 関市の50代の自営業男性は3月25日にせきの症状が出た。発症前後、車や電車を使って仕事で複数の都道府県を訪れており、岐阜県は各都道府県に連絡した。感染経路は分かっていない。

 土岐市では2人の感染が確認された。4月2日に判明した愛知県警の男性警察官の30代の妻と、50代の母。妻は重症ではなく、母に症状はない。

 岐阜市では70代の無職女性の感染が確認された。3月25日に発熱があり、4月1日に検体検査で陰性だったが、3日に再び検査したところ陽性となった。

 一方、スペインなどを旅行中に発症し3月23日から入院していた各務原市の20代男性は2回の検体検査で陰性が確認されたため退院した。県内の退院者は大垣市の夫婦に続き3人目。


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