県内、新たに11人感染 計58人に

2020年04月06日 08:55

 岐阜県と岐阜市は5日、新たに岐阜市のクラスター(感染者集団)関係でナイトクラブ従業員の男女7人と、客の娘で1歳未満の女児のほか、大垣市の小学生、各務原市と瑞穂市で各1人の計11人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。一日の感染確認としては前日に引き続き過去最多で、県内の感染者は58人となった。

 岐阜市のナイトクラブ「シャルム」関係では、新たに8人の感染が確認され、感染者は18人に急増した。

 市によると、1歳未満の女児は、感染が確認された同店の客で、岐阜大病院に勤務する30代男性医師の娘。症状はないが、感染リスクが高い濃厚接触者として調査し判明した。

 この他、従業員11人(女性10人、男性1人)のうち7人(女性6人、男性1人)の感染を確認。20~30代が中心で、いずれも重症ではない。市には、同店を利用したとの問い合わせが約30人から寄せられており、客の把握も進める。

 また県は、同店の客で感染が確認された美濃加茂市の「のぞみの丘ホスピタル」に勤務する20代男性医師の接触者は患者4人、医療スタッフ13人と明らかにした。いずれも症状はないが、検体検査を検討している。

 瑞穂市の60代男性はシャルムの系列店を複数人で訪れていた。県担当者は「クラスター内の感染者の疑いが強い」としている。

 岐阜市の柴橋正直市長は市役所で記者会見を開き「強烈な危機感がある」との認識を示した。市は、厚生労働省のクラスター対策班に派遣要請を行った。

 一方、大垣市では、感染が確認された50代男性の娘の小学生が陽性。臨時休校中は自宅にいることが多く、軽いせきの症状が出た3日以降も自宅で過ごしていたという。各務原市に住む50代女性は軽症。

 可児市のクラスターで新たな感染者は5日連続で確認されていない。県担当者は感染拡大が収束しているとの見方を示した。


カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会