桜、静かに美しく 外出自粛の春を見守る

2020年04月12日 09:15

  • ライトアップされている桜並木。訪れる人は少ない=下呂市幸田、しらさぎ緑地公園 
  • 入学式を見守るかのように咲く桜=同市金山町下原町、下原小学校 
  • 神社の参道に咲く桜の脇を駆け抜ける特急列車=同市萩原町花池 

 新型コロナウイルス感染拡大で、10日には岐阜県独自の「非常事態宣言」が発令され、外出自粛の徹底などが呼び掛けられている。下呂市内では桜の便りが各地から寄せられるが、不要不急の外出が控えられ、花見の宴会をする人の姿はない。記者が取材先などで見かけた、ひっそり美しく咲く桜の姿を紹介する。

 下呂温泉街の一角、同市幸田の「しらさぎ緑地公園」では、桜のライトアップが行われている。今年で7回目となるライトアップで、当初はステージでの演奏などのイベントも計画されていたが、中止となった。ライトアップ自体は「少しでも和んでもらえれば」(下呂商工会)と、25日ごろまで続ける見込みだ。

 下呂市内の小中学校で入学式や始業式が行われた7日、同市金山町下原町の下原小学校を訪れた。新型コロナの影響により翌8日から臨時休校で、入学式自体も規模を縮小した。校内に咲いた桜は、新しい一歩を踏み出した児童を見守り、祝うかのよう。

 同市萩原町花池の天神神社は、市内唯一の学問の神様。参道にはJR高山線の踏切があり、新型コロナの影響で空席の目立つ特急列車が、桜の木の横を駆け抜けていった。


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