県立高でオンライン授業 全校20日から順次

2020年04月16日 08:10

 岐阜県教育委員会は15日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校期間中の措置として、県立高校などで20日から順次、オンライン授業による学習支援を開始すると明らかにした。パソコンやスマートフォン、タブレット端末を持つ生徒に授業を配信する。17日に大垣北高で試行する。

 オンライン授業は塾などが実施しているが、県教委が取り組むのは初めて。この日の県議会教育警察委員会委員協議会で概要を説明した坂井和裕参与は「一日でも早く生徒の学習を支援したい」と話した。

 カメラで撮影しながら教員が学校で授業を行い、その模様をインターネット回線でライブ配信する。カメラやマイク付きの端末で視聴する生徒は、発言することもできる。時間割の立案などは各校に任せる。

 県教委によると、県立学校の生徒全員を対象としたアンケートでは、95%以上の家庭にWi―Fiなどの接続環境があるという。同時接続数の増加に伴う画像遅延などオンラインならではの不具合が想定されるが、録画したDVDを貸し出しすなどして対応する。坂井参与は「さまざまな課題が出てくるかもしれないが、取り組みながら解決していく」と話している。

 休校期間中、各校は郵送による課題の配布や回収などを行っており、オンライン授業は学習支援の一つとの位置付けている。当面は県立学校1校につき一つのオンライン教室で始め、将来的には3~5教室に増やすことも検討する。


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