10万円給付、県内開始 6月12日までに全市町村予定

2020年05月08日 08:01

  • 特別定額給付金の申請書が入った封書を郵便局に届ける村職員(左)=6日午後、大野郡白川村鳩谷、鳩谷郵便局 
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 新型コロナウイルスの緊急経済対策で国民1人当たり10万円を配る「特別定額給付金」の給付が7日、岐阜県大野郡白川村などを皮切りに県内で始まった。6月12日までに全42市町村で始まる。

 給付金は原則、世帯主が郵送かオンラインで市町村に申請。市町村から世帯主の金融機関口座に家族分が振り込まれる。

 白川村の対象者は601世帯1580人。申請書の郵送開始も7日で、各世帯へ同日到着するよう、6日には村内の郵便局へ申請書を入れた封書が持ち込まれた。一方、郵便局に行くのが困難な独居の高齢者らには6日、職員が申請書を直接届けて記入してもらい、役場に持ち帰った。早急に給付金が必要な村民向けに、申請窓口を役場に開設した。同日申請分の81世帯154人には7日午前、金融機関から各口座に入金が完了したという。

 申請書が自宅に届いた観光業の30代男性は「給付金は自分、妻、子ども2人で40万円あるが、新型コロナで経営が厳しい事業に全額使うことを決めた」と話した。

 給付金の給付時期は市町村でばらつきがある。岐阜市は郵送で26日に申請書の発送を始め、給付開始は6月6~12日の見込み。受給世帯が多い自治体は、郵送の準備や申請書の記載に不備がないか確認するのに時間がかかるため、遅くなる傾向がある。自治体が依頼する金融機関によっても、世帯主の口座への振り込みまでの日数に差が出る。


カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会