おうちで安らぎのバスタイム 最高級の東濃桧使用、繰り返し使える入浴剤

2020年05月10日 09:13

感染拡大で影響を受ける東濃桧を守る思いが込められている入浴剤を手にする水野里美さん=可児郡御嵩町御嵩、美里

感染拡大で影響を受ける東濃桧を守る思いが込められている入浴剤を手にする水野里美さん=可児郡御嵩町御嵩、美里

 岐阜県可児郡御嵩町御嵩の雑貨販売「美里」が、東濃桧(ひのき)を使った入浴剤の販売を始めた。ボール状に削り出された木材をお風呂に入れると、ヒノキ風呂のような香りを楽しめる。外出自粛を強いられる生活を癒やしてもらうだけでなく、新しい雑貨の販売を通して、新型コロナウイルス感染拡大による売り上げ減少に直面している、東濃桧に携わる人たちを支えようとの思いも込められている。

 商品企画のきっかけは、感染拡大による材木業者や加工業者の困窮という。これまで東濃桧を使ったコップなどを扱っていたつながりで、東濃桧を使ったお土産品の受注がほぼゼロになっている状況を知った代表の水野里美さん(35)が「東濃桧は世界に誇れる名産で、なんとしてでも守りたい。企画販売で力になれないか」として、急きょ入浴剤を企画した。

 商品名は「#おうちを楽しむ ひのきアマビエ風呂」。材料は木目が鮮やかな東濃桧でも最高級の素材で、直径4・4センチのボール型に加工した。そのままお風呂に入れて使える。他のヒノキ材よりも抗菌作用や香りによるストレス解消が期待できるという。乾かせば何度も使えるほか、効果が薄くなっても表面をやすりで削ると香りが戻るのが特長。

 水野さんは「岐阜には東濃桧だけでなく多くの誇れる名産品があるが、感染拡大で大きな影響を受けている。そのことを知ってもらうだけでも支援につながるはず」と思いを語る。

 10個入り1980円で、通信販売で入手できる。売り上げの一部は、医師や看護師を支えるための基金に寄付される。問い合わせは美里、携帯電話080(9680)3103。


カテゴリ: くらし・文化 経済