県内小中高6月再開 土曜授業や行事簡素化視野

2020年05月13日 07:48

 古田肇岐阜県知事は12日、県庁で開いた臨時会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休校している県立学校について、県が「特定警戒都道府県」の指定から解除された場合などでも6月1日から再開する考えを明らかにした。教室内の密集や密接の状態を避けるため、高校は1クラスを2グループに分けて午前と午後にそれぞれ通う分散登校を行い、同15日から通常の授業に移行する見込み。公立小中学校や私立学校、幼稚園にも再開時期の足並みをそろえるように要請する。

 県教育委員会によると、県立学校は今月25日以降に分散登校による登校日を設ける。授業はなく、生徒の休校期間中の学習状況を確認し、個人面談などを行う。6月1日に再開した学校は昼食時間を設けず、授業を行うとともにオンライン授業も続ける。特別支援学校の分散登校の方法は検討中。

 古田知事は、保育園と放課後児童クラブ(学童保育)の再開時期は「保護者の(利用希望)状況によるので現場に任せたい」と述べ、再開を前倒しすることも含め市町村などに判断を委ねる考えを明らかにした。

 休校による授業時間の不足を補うため、県教委は夏休みや冬休みの短縮、土曜日の授業の実施、学校行事の簡素化などで対応することを検討している。部活動は15日から再開する方向で調整している。


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