「油断大敵」信長母の教え 土田御前像に布マスク

2020年05月16日 09:07

マスクを着けた土田御前と織田信長の銅像を囲む、マスクを作った「湯の華アイランド」の従業員=可児市土田

マスクを着けた土田御前と織田信長の銅像を囲む、マスクを作った「湯の華アイランド」の従業員=可児市土田

 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が39県で解除される中、岐阜県可児市土田の産直市場「湯の華市場」前にある、戦国武将織田信長の母で同市出身とされる土田御前(どたごぜん)の銅像に布マスクが着けられた。抱かれている幼児の信長像とそろって手作りマスクを着用しており、親子の姿を通して、感染拡大が再び発生しないための予防継続を来訪者に広く呼び掛けている。

 銅像は2017年、同施設を運営する「湯の華」の呉本勝男会長が観光活性化を目的に製作し、市に寄贈した。布マスクは、営業休止を余儀なくされていた温泉施設「スパリゾート湯の華アイランド」の従業員による手作り。休業中の雇用継続策として布マスク作りを続けており、これまで2千枚近くを湯の華市場で販売したという。

 温泉施設は15日に営業を一部再開した。呉本会長は「感染拡大の第2波を防ぐためにも気を緩めてはならず、ここが踏ん張りどころという思いをマスク姿の像に込めている」と話した。


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