席は遠いけど友達に会えた 飛騨市小中が登校再開

2020年05月19日 08:38

「自主登校」が始まり、距離を空けた席に着く児童ら=18日午前8時40分、飛騨市古川町片原町、古川小学校

「自主登校」が始まり、距離を空けた席に着く児童ら=18日午前8時40分、飛騨市古川町片原町、古川小学校

 岐阜県飛騨市は18日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休校していた小中学校で、授業を行わない任意の「自主登校」を始めた。6月からの本格的な学校再開に備えた準備期間との位置付け。子どもたちは4月7日の授業日以来、41日ぶりに学びやの門をくぐり、級友との再会に笑顔を見せていた。

 県に出された緊急事態宣言の解除や学校再開を求める保護者の声を受け、県内で最も早く「再開」に踏み切った。自主登校は1クラスを10人以下のグループに分け、29日までに2日ずつ分散登校する。登校しなかった児童生徒の家庭訪問も行う。

 同市古川町片原町の古川小学校では、全児童の約4分の1の108人がマスク姿で登校。間隔を空けた席に座り、最初は戸惑った表情だったが、次第に笑顔で友達とおしゃべりを楽しんでいた。5年の男児(11)は「休みが長かったのでまだ実感がない。頑張って勉強の遅れを取り戻したい」と話した。

 市内の多くの学校は6月1日から分散登校で授業を再開し、5日から一斉登校を始める。


カテゴリ: 教育 新型コロナウイルス 社会