「鯛の落雁」伝統の味

2020年05月22日 09:04

◆和菓子工房「松栄堂」 岐阜県加茂郡七宗町

 県道58号沿いの峠道に建つ。名物は創業以来作り続けてきた昔ながらの縁起菓子「鯛(たい)の落雁(らくがん)」=写真=。季節の生菓子や焼き菓子販売のほか、抹茶などが楽しめる喫茶コーナーを併設する。

 「鯛の落雁」は、米粉に砂糖などを練り込んでタイの木彫り型に押し込めて成形、蒸気を当てた後、一晩乾燥させた干菓子だ。中にはあんが入り、ずっしりと重い。ひと昔前までは結婚式などの引き出物として人気があったが、今では作るところが少なくなった。

 「手間がかかり、木型も手に入りにくくなったが、懐かしいとわざわざ買いに来てもらえるから」と2代目店主の中島和志さん(45)が伝統を守っている。約30センチの普通サイズは1匹税込み1200円。

【メモ】▽住所 七宗町神渕12522▽営業時間 午前8時~午後5時▽定休日 火曜日と最終週の水曜日(火曜が祝日の場合は翌日休み)▽電話0574(46)1073


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