名将、通信制高で監督 大野聖吾氏、来年度就任

2020年05月28日 10:38

部新設の通信制のクラーク記念国際高岐阜駅前キャンパスで監督に復帰する大野聖吾氏=岐阜聖徳大(トラウムトレーニング提供)

部新設の通信制のクラーク記念国際高岐阜駅前キャンパスで監督に復帰する大野聖吾氏=岐阜聖徳大(トラウムトレーニング提供)

 名将が高校サッカーに帰ってくる―。全国高校選手権で岐阜工を準優勝に導くなど県の高校サッカーの競技レベルを高めた大野聖吾氏(62)が、来年度に本格始動する通信制のクラーク記念国際高岐阜駅前キャンパスのサッカー部監督に就任する。授業時間にサッカーの実習が行える通信制高校の部は、県はもとより東海地方でも初といい、高校選手権の県勢戦後初Vを目指す。大野氏は「結果もそうだが、世界に通用する人材を育てたい」と意気込む。

 同高は北海道に本部があり、全国36都道府県にキャンパスを持つ通信制高校で、野球部は2016年に創部3年目で夏の甲子園に通信高校として初出場を果たし、話題となった。サッカー部創設は2校目。創部に当たり、大野氏がクラブディレクターとスクール岐阜校ヘッドコーチを務めるサッカークラブのトラウムトレーニングと提携。大野氏の監督就任とともに前J1名古屋監督でトラウムの風間八宏代表がテクニカルアドバイザーを務める。

 部は本年度、在校生約10人で創部。定通大会や県高校G3リーグ参戦を目指す。定通大会と県総体の同時出場はできないため、本格始動の来年度からは県総体に出場し、選手権県大会にも出場する。来春からは同高の総合進学コースの選択科目でサッカーが選択できる計画で、近くオンライン説明会を開く予定。

 大野氏はトラウムとの兼務になるといい、本年度は選手スカウトはもちろん、在校生の指導も行う。「県内はもちろん、駅前にキャンパスがあるので愛知や滋賀からも通学できる。レベルの高い選手が集まれば、3年後には高校サッカーの地図を書き換えられる」と闘志をたぎらせる。名将の新たな挑戦が注目を集める。


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