7月末閉店、惜しむ声 カネ井青果アスティ岐阜店

2020年05月31日 08:53

7月末で閉店するアスティ岐阜店。鮮度にこだわるスタイルが評判を呼んでいる=岐阜市橋本町、JR岐阜駅構内

7月末で閉店するアスティ岐阜店。鮮度にこだわるスタイルが評判を呼んでいる=岐阜市橋本町、JR岐阜駅構内

 青果仲卸のカネ井青果(岐阜市茜部新所、藤井雅人社長)が同市橋本町のJR岐阜駅構内で運営している八百屋「アスティ岐阜店」が7月31日に閉店する。駅のバリアフリー工事が始まるまでの期間限定で開いていた小売店舗だが、青果物専門の仲卸として、店頭に並べる野菜や果物は鮮度と味にこだわり、地域住民らに評判。買い物客からは「野菜が新鮮でよく買いに来ている。期間限定なのは知ってたけど残念」と惜しむ声が聞かれた。

 アスティ岐阜店は同社初の小売店舗として2017年10月にオープン。仲卸業者が小売店舗を持つのは全国でも珍しかった。広さ約80平方メートルの小さな店で、冷蔵庫もバックヤードも備えていないが、仲卸の専門家が厳選して仕入れた青果を毎日売り切りで販売している。鮮度にこだわるスタイルが消費者に支持され、多い日で県内外から2500人以上が訪れる人気店になった。

 バリアフリー工事の開始が決まったため、あと2カ月で閉店となるが、同社は今後も、青果物の産地を消費者にアピールするための店舗を出していく方針だ。


カテゴリ: くらし・文化 経済