県内3カ月ぶり学校再開 分散登校

2020年06月01日 07:46

 新型コロナウイルス感染症の影響で休校した岐阜県内の小中学校と高校が1日、学校を再開する。前年度の3月の休校と春休みを含めると、期間は約3カ月間に及んだ。県内は1カ月近く新たな感染者は確認されず、感染は収まりつつあるが、各校は県教育委員会のガイドラインに沿った感染防止策を講じた上で子どもたちを迎え入れる。

 県立高校は1クラスを20人程度のグループに分けて午前と午後に通う分散登校を1日から実施し、15日に通常の授業に移行する。休校で不足する授業時間を補うため、原則、夏季休業は8月1~20日に短縮して10日間の授業日を、冬季休業は12月29日~1月3日に設け5日間の授業日を確保し、7月から来年2月にかけては月に1日、土曜日も授業を行う。県立の特別支援学校は児童生徒の障害に応じて対応する。

 市町村立の小中学校は、これまでの感染者の発生状況や地域の事情を考慮し、15日より前倒して通常の授業を始める学校もある。夏季と冬季休業の日数、土曜日の授業の実施は市町村教委が判断する。県によると、私立の小中学校と高校(全日制)は中学1校を除き、1日から再開する。

 修学旅行は宿泊施設や移動時のバスで集団感染のリスクが高まるとして、延期か中止する。部活動の再開時期は決まっておらず、県教委は後日通知する。

 児童生徒と教職員は登下校時や校内でマスクを着用し、小中学校の給食は子どもたちに会話を控えるように求める。市町教委は独自の対策も打ち出しており、関市教委は給食中に机に立てる飛沫(ひまつ)防止のシールドの導入を決めた。


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