博石館、土日開館を継続 宝石探し、密対策で入場制限

2020年06月04日 08:41

入館者同士の間隔を取るように×印を付けた「宝石探し体験」のコーナー=中津川市蛭川、ストーンミュージアム博石館

入館者同士の間隔を取るように×印を付けた「宝石探し体験」のコーナー=中津川市蛭川、ストーンミュージアム博石館

 国の緊急事態宣言解除を受け、岐阜県中津川市蛭川のストーンミュージアム博石館は先月23日に再開した。通常は全日営業だが、観光需要の回復が見通せないため、5月と同じように6月中も土、日曜日のみの開館を継続する。同館の担当者は「平日の観光客数が読めない」と頭を悩ませるとともに、新型コロナウイルス感染防止対策にも気を遣う。

 「あったー」。入館者から人気の「宝石探し体験」のコーナーは再開後も家族連れでにぎわったが、以前とは様子が違った。混雑時は来場者が100人以上になることもあるが、コロナ対策による入場制限で一度に体験する人数は20人程度。来場者同士の距離を取ってもらうために設備に「×印」が貼られ、来場者はお互い離れて水中の砂から宝石を探していた。

 同館は4月7日から臨時休館していた。営業再開した5月の土、日曜日の4日間の来場者は、ほぼ半数が県内からの観光客で、例年と比べると5、6割程度にとどまったが、「宝石探しは順番待ちの状態なので、希望者がさらに増えた時の対策を考えないといけない」と担当者は話す。

 7月からは全日営業を再開するが、来場者の密集が懸念されるため、七夕に合わせて毎年実施するライトアップは中止を決めた。岩本真史社長(40)は「6月いっぱいは様子を見る。小中学校の夏休み短縮による影響があると思うが、少しずつ回復してくれれば」と期待する。


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