特産「徳山唐辛子」で刺激的新商品 「鬼辛丸こんにゃく」

2020年06月13日 08:55

道の駅織部の里もとすで限定販売されている徳山唐辛子を使った「鬼辛丸こんにゃく」=本巣市山口、同道の駅

道の駅織部の里もとすで限定販売されている徳山唐辛子を使った「鬼辛丸こんにゃく」=本巣市山口、同道の駅

 ダム湖に沈んだ旧徳山村(現岐阜県揖斐郡揖斐川町)で栽培され、現在は本巣市根尾能郷地区で作付が引き継がれている「徳山唐辛子」を使った「鬼辛丸こんにゃく」が開発された。本巣市山口の道の駅織部の里もとすで限定販売されており、同市の新たな看板商品として定着させていく。

 徳山唐辛子を使った商品化は、同道の駅の運営会社が企画。子どもから大人まで安定した人気があるこんにゃくに着目し、こんにゃくや寒天などの製造、販売を手掛ける「カネマタ食品工業」(同町清水)の協力で実現した。同道の駅が地元特産品を活用した商品を開発するのは初めて。

 徳山唐辛子は、辛み成分のカプサイシンが一般の一味唐辛子の1・6倍含まれる。昨年、生産農家ら約20の個人、団体でつくる「徳山とうがらし連絡協議会」が発足し、現在は約千株を栽培している。協議会立ち上げの発起人で生産農家の小川太郎さん(71)は「辛さの中にうま味がある。他の商品ともコラボレーションして徳山唐辛子の魅力を伝えたい」と力を込める。

 鬼辛丸こんにゃくは、ふぞろいの丸形。昔ながらの「バタ練り製法」を用い、気泡を多く含ませ、適度な弾力を確保した。「地元の熱い思いに応えたい」と製造したカネマタ食品工業の中村至宏社長(55)は「唐辛子の果肉の中にあるうま味成分のおかげでおいしい商品ができた」と笑みを浮かべる。おでんの具材やシンプルにしょうゆで煮る食べ方がお薦めという。380グラム入り税込み540円。

 同道の駅支配人の道脇元さん(43)は「県を代表する土産品になれば」と期待していた。


カテゴリ: グルメ 経済