ハビックスがマスク生産へ 海津工場に設備導入

2020年06月18日 09:06

ハビックスが生産する不織布マスク

ハビックスが生産する不織布マスク

 ハビックスは、新型コロナウイルス対策で需要が高まった不織布マスクの生産に乗り出す。海津工場(岐阜県海津市海津町平原)にマスク加工用の設備を導入し、月40万枚を生産する。使い捨ての不織布マスクは中国からの輸入が増え、国内の品薄状態は緩和しているが、新型コロナによる生活様式の変化で引き続き需要があると判断した。投資額は非公表。

 加工設備は、海津工場の2階の空きスペースに設置。新たに従業員を雇用し、7月中旬から生産を始める。当初は従業員や医療機関、自治体向けに提供し、その後は消費者向けに販売する。価格や販売方法は今後決める。

 同社は、紙おむつやおしぼり、クッキングペーパーなどに使われる不織布の生産を手掛ける。これまでは国内メーカーなど企業間取引(BtoB)が中心だったが、最終製品のマスク生産を通じて一般消費者向け商取引(BtoC)の製造販売体制を確立し、経営基盤の強化につなげる。

 当面は、マスクに使う不織布を取引先から仕入れて生産する。他社製品との差別化を図るため、将来はマスクに適した不織布の開発や自社の不織布を使った高機能マスクの生産を目指す。マスクを巡っては、電機メーカーのシャープなど大手も不織布マスクの生産に参入している。


カテゴリ: 経済