新穂高ロープウェイ新ゴンドラは「視界良好」

2020年06月21日 08:41

  • クレーン車につり上げられる新ゴンドラ2階部分 
  • 合体前の新ゴンドラ1階部分 
  • 1階と2階が合体した新ゴンドラ。曲面を生かしたデザインが分かる=いずれも高山市奥飛騨温泉郷神坂 

 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の新穂高ロープウェイで、旧2階建てゴンドラから新2階建てゴンドラにモデルチェンジするリニューアル工事が進んでいる。

 2階建てゴンドラは国内唯一。日本初の2階建てゴンドラでもあった旧ゴンドラ2両が5月26日に引退。新ゴンドラ2両はオーストリアのカルバテック社製で、ガラス面積を大きく取って広い視界を確保する。

 今月8日には、新ゴンドラ1両の組み立て作業があった。ゴンドラは1階と2階に分かれた状態で、同ロープウェイに輸送された。本来ならば、オーストリアのメーカー担当者が現場で組み立ての指示をする予定だったが、新型コロナウイルスの影響で来日できなくなった。そのため、国内ロープウエーメーカーの安全索道(滋賀県)が、事前にオーストリアの担当者と綿密に打ち合わせをして組み立てに臨んだ。

 作業員は、1階と2階部分の保護用ブルーシートを剝がし、接合部の汚れを落として準備。クレーン車で2階部分をつり上げると、1階部分とずれないよう慎重に組み合わせた。事前のシミュレーションが奏功し、トラブルはなかった。

 24日から旧ゴンドラを取り外し、新ゴンドラの取り付け作業が行われる。


カテゴリ: くらし・文化 写真ニュース