日本刀鍛錬ライブ配信 関刃物ミュージアム

2020年06月21日 07:59

新型コロナ収束への願いを込めて鍛錬する刀匠二十五代藤原兼房さん(右)=関市小瀬、刃物屋三秀「関刃物ミュージアム」

新型コロナ収束への願いを込めて鍛錬する刀匠二十五代藤原兼房さん(右)=関市小瀬、刃物屋三秀「関刃物ミュージアム」

 新型コロナウイルスの収束への願いを込め、刀匠二十五代藤原兼房さん=本名・加藤賀津雄さん(63)=と同二十六代=同・加藤正文実さん(42)=父子による日本刀鍛錬が20日、関市小瀬の刃物屋三秀「関刃物ミュージアム」で披露された。「3密」を防ぐため、会員制交流サイト(SNS)の発信力がある市民4人がライブで動画を配信するなどし、コロナ収束への思いを一つにした。

 刃物販売のほか、鍛錬見学もできる同ミュージアムは、営業自粛要請に従って4月中旬から5月初旬まで臨時休業した。今回は営業再開後初となる鍛錬の実演となった。

 龍泰寺(同市下有知)の宮本覚道住職(41)が、コロナ沈静化を願う読経をした後、二十五代ら3人が玉鋼(たまはがね)をテンポ良く大つちでたたく「折り返し鍛錬」の工程を披露した。二十六代はSNSの観覧者向けに工程を説明した。今後鍛錬された鋼で、刀匠2人がお守り刀を作る。二十五代は「悪疫退散の願いを込めた」と話す。同ミュージアムの吉田和弘社長(48)は「一日も早く地域に活気が戻ってほしい」と話した。

 同ミュージアムは平日限定1組貸し切りの記念プランを発売する。市制70周年にちなみ、日本刀鍛錬体験のほか刀匠から話が聞けるなど七つの内容で、価格は7万円(税抜き)。問い合わせは同ミュージアム、電話0575(28)5147。


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