働く女性向けのVドラッグ都市型店 化粧品やランチ注力

2020年06月25日 08:56

25日にオープンするVドラッグ広小路栄店。都市型の新業態店舗としては2店舗目となる=名古屋市中区錦

25日にオープンするVドラッグ広小路栄店。都市型の新業態店舗としては2店舗目となる=名古屋市中区錦

 バローグループでドラッグストア「Vドラッグ」を展開する中部薬品(岐阜県多治見市高根町、高巣基彦社長)は、名古屋市の中心部で都市型の新業態店舗の出店を強化している。3月に錦二丁目店(同市中区錦)を開設し、今月25日には2店舗目となる広小路栄店(同)を市営地下鉄栄駅近くにオープンする。いずれもオフィスで働く女性をターゲットに、化粧品などの品ぞろえを充実させた。従来の店舗は生活必需品が中心だったが、人気商品を置くなど提案型の陳列に見直し、滞在時間の長い店づくりを目指す。

 新業態店舗の化粧品コーナーでは、人工知能(AI)搭載のメークアプリを導入し、メークやヘアカラーをバーチャル体験できる。野菜摂取の充足度をチェックする無料の測定器なども店舗に設置。定期的に体験や測定してもらうことで、来店頻度を高める。

 弁当や総菜は、バローグループの総菜専門店「デリカキッチン」の商品を置き、オフィスのランチ需要に対応する。2階のカフェスペースでは、月千円(税込み)でコーヒー飲み放題の定額サービスを用意し、ケーキなどのスイーツも充実させる。

 広小路栄店は、オフィスビル「ダイテックサカエ」の1、2階に出店。売り場面積は計959平方メートル。店舗コンセプトの「Town(タウン)」を店名の看板に加えた。地元有名店の弁当を集めた「チューバーマルシェ」コーナーを初めて店内に設ける。

 中部薬品は2019年に内山店(同市千種区内山)、栄本町通店(同市中区栄)を出店し、都市型の店舗運営を検討してきた。来年3月までに新業態店舗の3店舗目を計画している。


カテゴリ: 経済