市民「情けない」「立場分かっているのか」爆破予告関市議逮捕

2020年06月30日 07:59

 威力業務妨害の容疑で逮捕された岐阜県関市議会議員の太田博勝容疑者は2013年5月から2年連続で議長を務めるなど、23人の市議の中でも経験豊富な一人だった。

 市議会には市役所本庁舎で爆発物騒ぎがあった5月1日の臨時会、今月25日に閉会した定例会とも皆勤だった。ある市議は「上之保事務所は、地元でもなく関連が薄そうなのに。市議会全体への厳しい声も覚悟しないといけない」と表情を引き締めた。同市議会は30日に会派代表者会議を開き、対応などを協議する。

 現職市議の逮捕の一報を受けた地元の関係者からは「信じられない」「市議としての立場を分かっているのか」など驚きや批判の声が交錯した。地元に関する市への要望などに熱心だった一方、「酒癖の悪さは周知の事実」と男性支援者(55)。パソコンは使わず日頃から文章は常に手書きだったという。今月24日に会ったばかりの地元の男性(70)は「変わった様子はなかった。事実だとしたら、市民として情けない限り」といら立ちを口にした。

 同市議会の波多野源司議長は「事実であれば誠に遺憾なこと。皆さまに迷惑と心配をかけたことを深くおわびします」とコメントした。尾関健治市長は取材に「大変驚いている。今後の捜査の推移を見守りたい」と語った。


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