保護猫リモートワーク カフェ会社が生配信

2020年07月06日 08:06

配信された動画で気ままな姿を見せる保護猫たち

配信された動画で気ままな姿を見せる保護猫たち

 飼育放棄された捨て猫や野良猫の保護に取り組む岐阜市正木中の保護猫カフェ経営「ネコリパブリック」が、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使った猫たちの"リモートワーク"を進めている。新型コロナウイルスの影響で猫カフェ運営が制約される中、店内の様子を動画で生配信。猫好きの視聴者を楽しませるほか、保護猫の周知や引き取り拡大にもつなげる狙いだ。

 同社は保護猫と里親希望者の出会いの場として、全国で七つの保護猫カフェなどを運営。新型コロナの影響で4月から2カ月間、全店が休業した。休業中も店舗の維持費や猫の餌代がかかったほか、営業を再開した今も入店者数を半分に減らすなどの感染対応をとっており、厳しい経営状況が続いている。

 「通常営業に戻ることは難しく、保護猫カフェの経営は非常に厳しい」と河瀬麻花社長(45)。捨て猫や野良猫の殺処分を減らすためにもカフェの運営は必要として、猫関連商品を手掛ける企業から広告を受けることで収益源を確保し、動画の配信を開始した。

 配信するのは保護猫カフェ「ネコリパブリックお茶の水店」(東京都)の様子。店内に五つのカメラを設置し、猫たちが気まぐれにカメラに映る映像を、動画投稿サイト「Youtube(ユーチューブ)」の特設チャンネル「Remote Cats #猫もリモートワーク中」で配信している。

 動画配信により、従来の店舗エリア以外にもPRできる。河瀬社長は「猫の保護活動を広く知ってもらい、引き取りが増えることも期待したい。動画を見て、保護猫たちを応援してほしい」と話した。配信スケジュールなど詳細は特設サイトで紹介。URLはhttps://remotecats.jp/


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