中津川市に土砂災害警戒情報 岐阜県内7日も大雨の恐れ

2020年07月06日 22:21

 日本海側に停滞する梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、岐阜県内は6日、激しい雨が降った。午後6時30分までに中津川市に土砂災害警戒情報が発令されたほか、中津川市、下呂市の計1694世帯5106人に避難勧告が出された。引き続き7日にかけて多い所で1時間に50ミリを超える非常に激しい雨が降る見込みで、岐阜地方気象台は土砂災害や低地の浸水、河川の増水などへの警戒を呼び掛けている。

 同気象台によると、3日午後1時の降り始めから6日午後5時までの雨量は本巣市樽見で261・5ミリ、下呂市萩原で243・0ミリなど。県は午後6時に災害対策本部を設置し、災害情報の収集などを開始した。

 県警によると、同日午後8時30分現在、郡上市の国道156号など計28路線が通行止めに。JR東海によると、同日午後から高山線下麻生―高山間、中央線中津川―塩尻間の上下線で終日運転を見合わせた。長良川鉄道は、美濃市―郡上八幡間の上下線計13本で部分運休した。

 7日午後6時までに予想される24時間雨量は美濃、飛騨地方とも多い所で250ミリ、8日午後6時までの48時間雨量は両地方ともに多い所で300~400ミリと予想。9日も大雨となる恐れがあるという。

 避難勧告が出た中津川市坂下地域にある坂下公民館には避難者が集まり、新型コロナウイルス感染症対策として市職員が公民館入り口で避難者の検温や健康確認を行った。同9時現在、住民16人が身を寄せ、子ども2人と避難したパート女性(43)は「子どもがいるので逃げ道がなくなる前に早めに避難した」と話していた。県によると午後8時現在、郡上市、加茂郡八百津町、同郡白川町で計10世帯12人が自主避難している。


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