高山市で国道が崩落 各地で土砂災害警戒

2020年07月08日 07:46

大雨により道路が崩落した国道471号=7日午後、高山市奥飛騨温泉郷一重ケ根(県提供)

大雨により道路が崩落した国道471号=7日午後、高山市奥飛騨温泉郷一重ケ根(県提供)

 大雨のため岐阜県内各地で土砂災害の危険性が高まり、郡上市では避難指示が出されたほか、高山市では道路の崩落もあった。

 郡上市は7日朝、同市大和町島の奥田洞谷で土砂災害の危険性が高まっているとして、7世帯31人に出していた避難勧告を避難指示に切り替えた。

 奥田洞谷では2018年7月の西日本豪雨で山腹崩壊が発生。先月にも地滑りが起きており、市は土砂災害の危険性が高いとして今月1日の雨で避難勧告を発令。市によると、1世帯5人が避難所に避難し、残る住民は親戚の家など安全な場所に避難した。

 大和西公民館に設置された避難所には、家族5人が3日から身を寄せる。市は地元の温泉を利用できるよう手配したが、70代の女性は「80代の夫は介助が必要で、一人では入浴できない」と困惑する。

 また、地元で建設会社を営む60代男性は、5日から妻と共に会社の2階に避難している。「着の身着のまま逃げたが、着る服を持って出れば良かった。一日も早く家に戻りたい」と話した。

 高山市奥飛騨温泉郷一重ケ根では国道が崩落し、全面通行止めとなっている。


カテゴリ: 社会