国道41号、一部で通行止め解除 全面復旧は未定

2020年07月09日 21:04

崩壊した国道41号の復旧に向け道路に積まれた土のう袋=9日午後4時40分、下呂市小坂町門坂

崩壊した国道41号の復旧に向け道路に積まれた土のう袋=9日午後4時40分、下呂市小坂町門坂

 国土交通省高山国道事務所は9日、各所で通行止めになっていた国道41号のうち、岐阜県高山市久々野町無数河―同町渚間、下呂市金山町中切―保井戸間などで次々に通行止めを解除した。同市内では復旧作業が続いており、路面が陥没した同市小坂町門坂では通行止めが長期化する恐れがあるという。

 県高山土木事務所は高山市奥飛騨温泉郷平湯で観光客らの孤立状態の解消を最優先に国道158号で土砂の撤去を進めている。同事務所によると「復旧と呼べる作業までにも至っていない。24時間にわたり、土砂を取り除く作業に取り組んでいる状況で、解消のめどは立っていない」と語り、現時点では復旧時期も未定とした。

 JR東海は9日、線路の複数箇所に土砂が流入した影響などで、10日も高山線の下麻生―猪谷間で終日運転を見合わせると発表した。全線運転再開には「相当な日数を要する見込み」としている。JR高山駅によると「線路に土砂流入があるのかどうか全線で確認できてからの運行再開となるが、現地に行けず、その確認作業すらできていない」という。


カテゴリ: 社会