羽島署20代警官が感染 大垣市の20代女性も

2020年07月10日 09:17

 岐阜県警と県は9日、新たに岐阜羽島署交通課に勤務する20代男性巡査長の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県警察官の感染判明は初めて。同日は他に大垣市に住む20代女性の感染も確認した。県内での感染確認は7日ぶりで、感染者数は162人となった。

 県警によると、巡査長は交通指導取り締まりの担当。県警は接触のあった署員ら48人を自宅待機とし、署内を消毒した。署には県警本部からの応援警察官を投入しており、県警警務部の担当者は「署の捜査や、窓口業務などに支障はない」としている。

 県によると、巡査長は3日に全身の倦怠(けんたい)感を覚えた。4日は、せきや、一時的に38・2度の発熱があり、7日は味覚や嗅覚に障害が出た。8日に署幹部に体調不良を申し出て、医療機関を受診した。

 県警は新型コロナ対策として、毎日の検温実施や体調不良時には申し出るよう指示しているが、巡査長は発症から陽性確認まで計4日間勤務していた。県警警務部は、署の健康管理に問題がなかったか「調査する」としている。また、巡査長は交通取り締まりなどの際に県民と接触していた可能性もあるため、調査を進める。

 県は、濃厚接触者は署員に4人いるとして、9日はうち1人のPCR検査を行って陰性を確認した。他に接触のあった署員や、巡査長の親族らも含めた計32人を近く検査する。

 また、大垣市の20代女性は、関西地方に滞在していた6月末から今月7日の間に発症した。県は同居家族ら5人のPCR検査を行い、全員の陰性を確認した。


カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会