郡上市のスキー場「スノーリゾート支援事業」に選定 海外PR追い風

2020年07月12日 08:46

記者会見で選定を報告する池田喜八郎会長(右)と日置敏明市長=郡上市八幡町島谷、市産業プラザ

記者会見で選定を報告する池田喜八郎会長(右)と日置敏明市長=郡上市八幡町島谷、市産業プラザ

 岐阜県郡上市が観光庁のスキー場に対する総合的な補助事業「国際競争力の高いスノーリゾート形成促進事業」の支援地域に選ばれたことを受け、市や市観光連盟、市内のスキー場の代表らが10日、市内で合同記者会見を開いた。伸びしろを見込むインバウンド(訪日外国人客)需要を取り込むため、地域一体での受け入れ環境整備に向けた連携に意欲を示した。

 支援対象の事業費は約3億2千万円で、2年連続の暖冬で経営に打撃を受けたスキー場への新型人工降雪機の導入や、スキー場間を結ぶシャトルバスの運行、無料Wi-Fi環境の整備などを盛り込む。シャトルバスは既存路線に加え、高鷲-大和間を実証実験路線として新たに運行する。

 市産業プラザ(同市八幡町島谷)で開かれた記者会見で、市観光連盟の池田喜八郎会長は「全国に名をはせるスキー場の仲間になれた」と喜びを報告。日置敏明市長は「市内のスキー場へは中部国際空港から約2時間と、日本有数のアクセスの良さを誇る。国際性を備え、訪日客を取り込みたい」と語った。

 同事業の選定地域は、白馬(長野県)や蔵王(山形県)など全国11道県計18地域で、県内では郡上市が唯一選ばれた。同連盟によると、昨季の市内のスキー場の来場者約108万人のうち、インバウンドは約1%にとどまった。


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