飛騨香る夏マツタケ 「硬さ良し」高値初競り

2020年07月19日 09:23

初競りにかけられた高山の風物詩の夏マツタケ=高山市問屋町、市公設地方卸売市場

初競りにかけられた高山の風物詩の夏マツタケ=高山市問屋町、市公設地方卸売市場

 飛騨地域の夏の風物詩「夏マツタケ」の初競りが18日、岐阜県高山市問屋町の市公設地方卸売市場で行われた。初入荷の時期は例年並みで威勢のいい声が飛び交い、瞬く間に競り落とされた。

 秋の味覚の代名詞のマツタケだが、飛騨では秋本番を前に、標高の高い涼しい場所でお盆の時期まで収穫される夏マツタケが名物。

 今年の初マツタケは乗鞍岳の麓で採れた5センチから10センチまでの5本で計120グラム。同市花里町の中丸水産が5本を2万5千円で競り落とした。高山水産青果の古里淳朗専務(59)は「硬さもしっかりし、虫食いもなく高品質。1キロ当たり20万円を超える高値がついた」と話す。初マツタケは同市本町の旅館「本陣平野屋花兆庵」に卸され、提供される。


カテゴリ: くらし・文化