追悼の花火36発 京アニ放火殺人1年

2020年07月19日 08:09

京都アニメーション放火殺人事件の犠牲者への追悼の思いを込めて打ち上げられた白菊の花火=18日午後8時2分、養老郡養老町室原

京都アニメーション放火殺人事件の犠牲者への追悼の思いを込めて打ち上げられた白菊の花火=18日午後8時2分、養老郡養老町室原

 京都市伏見区で起こった京都アニメーション放火殺人事件から1年の18日、岐阜県大垣市と養老郡養老町境の泥川沿いで、近くに工場がある花火製造販売「高木煙火」(同市島町)が犠牲者を追悼する花火を打ち上げた。犠牲になった人数に合わせて「白菊」と呼ばれる花火36発を上げ、夜空に向かって手向けるように白色の光の花を輝かせた。

 京アニが映画化した「聲(こえ)の形」の舞台は大垣市がモデルになっている。鎮魂の意味を込めて花火を打ち上げる歴史もあることから、作品にゆかりのある地の花火会社としてこの日の打ち上げを決めた。

 夜空を染めたのは「白菊」を含め50発で、全国で深刻な被害をもたらした豪雨災害の犠牲者への追悼や、復興の思いも込めた。

 新型コロナウイルス感染症対策で人の密集を避けるため、花火の事前予告は行わなかった。


カテゴリ: 社会