県内最多14人感染 県「第2波、感染爆発リスク」

2020年07月22日 07:43

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 岐阜県と岐阜市、県教育委員会は21日、新たに岐阜市や各務原市などの10~40代の男女14人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県が一日に発表する新規感染者としては過去最多で、県健康福祉部の堀裕行次長は「既に、(感染拡大の)第2波に入っていると言っていい。このままいくと感染爆発のリスクがある、極めて厳しい状況と考えている」と強い危機感を示した。県内の感染者数は194人となった。

 県岐阜商業高校(岐阜市)に関連するクラスター(感染者集団)関係では、新たに安八郡安八町に住む20代男性教職員1人の感染が確認された。実習指導など授業を補助する教職員で、文化系部活動の顧問。これまでに感染が確認された保健体育担当の教員4人とは別の部屋で勤務しており、市保健所の担当者は「明確な接点は確認できていない」と話している。クラスターの感染者は計9人となった。

 県と市は、同校の生徒と教員について、感染者との接触の有無にかかわらず全員のPCR検査を実施する方針に切り替えた。計1317人のうち約1100人の検査を終えており、21日以降に残りの検体採取を行う。同校の休校期間は29日までで変更はない。県教委は、教員や生徒が体温や健康状態を毎日書き込んで報告する健康チェックカードの様式や運用方法を変更し、県内の学校に通知した。

 また、20日に感染が確認された瑞浪市の10代女性は、JAとうと土岐支店(瑞浪市)に勤務する職員と分かった。JAとうとが、ホームページで公表した。21日は、同居家族の瑞浪市の10代男性に加え、同僚の恵那市の40代女性、瑞浪市の30代女性、20代女性の計4人の感染が新たに確認された。県担当者は「人数の上ではクラスターになる」として警戒を強めている。

 20日に感染が確認された県立多治見病院に勤める20代女性看護師の接触者として、多治見市に住む30代男性ら2人の感染も判明した。このほか各務原市の40代男性、羽島市の20代女性、瑞穂市の20代男性、岐阜市の20代男性2人、20代女性2人の感染が確認された。

 また、大垣市に住む20代男性会社員が退院した。


カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会