森林教育拠点「モリノス」オープン

2020年07月23日 08:57

  • 今後の施設の活用方法などを聞く来賓ら=美濃市曽代、森林総合教育センター 
  • 開所を祝い、施設の前でテープカットする関係者=同 

 岐阜県は22日、美濃市曽代の県森林文化アカデミーの敷地内に森林総合教育センター「morinos(モリノス)」を開所した。子どもから大人まで幅広い世代が、さまざまなプログラムを通して森林に親しむ森林教育の拠点として活用してもらう。

 同センターはドイツの森林環境教育施設がモデル。木造平屋、床面積約130平方メートルで、柱や床など木材は全て県産材を使った。外観にV字型の柱を配したのが特徴で、同アカデミー学生が演習林で伐倒したヒノキを用いた。学生が基本設計を行い、建築家の隈研吾さんがアドバイス。総事業費は約1億1500万円。

 施設内は交流、企画展示、図書閲覧に利用できる。左官技能士挾土秀平さんが手掛けた演習林や飛騨地域の土を取り入れた壁も目を引く。今後、森林体験のプログラムを展開するほか、小中学校などと連携した教育活動、森林教育の指導者育成の研修に役立ててもらう。

 この日は式典と内覧会があり約40人が出席。涌井史郎学長が「みんなの森」を施設コンセプトとしたことを説明。「施設を通じより多くの人に森に関わっていただきたい。(岐阜市の)ぎふ木遊館と両輪でぎふ木育30年ビジョンの価値を高めていけたら」と話した。

 開館は午前10時から午後4時まで。休館日は火、水曜日。問い合わせは同センター、電話0575(35)3883。


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