ホッケー飛躍の拠点、練習棟整備 五輪選手支えるマシン充実

2020年07月28日 09:38

 ホッケー日本代表チームのナショナルトレーニングセンターとして利用されている岐阜県各務原市下切町の川崎重工ホッケースタジアムに、県が新たにトレーニング棟を整備した。東京五輪に出場する選手たちの練習環境の充実を狙い、ドーピング検査室や酸素カプセルを備えたコンディショニング室などを完備した。海外代表チームの事前合宿誘致も強力に推進していく。

 建物は鉄筋造平屋の796平方メートル。工事費は約3億4千万円。館内は全面バリアフリーで、冷暖房を完備。17台のマシンを配したトレーニング室やシャワー6台を備えた屋内温・水浴場、計100人が利用できる会議室、2台の酸素カプセルやマッサージ台があるコンディショニング室などがある。

 27日に竣工(しゅんこう)式があり、古田肇知事は「本来なら東京五輪のホッケー予選ラウンドが始まっている日で、記憶に残る竣工となった。ホッケー王国・岐阜、日本のホッケーのメッカ・各務原を国内外に知らしめる施設」と強調。

 ホッケー女子の五輪代表候補選手を多数擁し、同施設を練習場として使用している「ソニーHC BRAVIA Ladies」の永井祐司監督は「トレーニング棟は選手が待ち望んでいた。これほど設備が整ったスタジアムは世界でも珍しい」と整備を歓迎した。内藤夏紀選手が「しっかりトレーニングを積んで県の代表選手、日本の代表選手として戦っていきたい」と意気込み、デモンストレーションでマシンの使い心地を確かめた。


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