県内新たに9人感染 1週間で60人ペース

2020年07月28日 08:11

 岐阜県と岐阜市は27日、新たに各務原市や不破郡垂井町など7市町の男女9人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の感染者数は計240人となった。21~27日に発表された感染者数は計60人で、7日間の合計としてはこれまで最多だった4月7~13日と同数となった。感染拡大が「第1波」と同等の深刻さとなっており、県担当者は警戒をより強めている。

 県などによると、新たな感染者のうち3人は、いずれも県内の陽性者と一緒に飲食していた。各務原市の20代男性は22日に感染が発表された岐阜市の20代男性と、美濃加茂市の20代男性と不破郡垂井町の20代女性は、26日に感染が発表された可児市の20代男性と、それぞれ食事を共にした濃厚接触者だった。

 また、羽島市の20代男性は石川県の、各務原市の20代女性は名古屋市の、それぞれ陽性患者の濃厚接触者だった。美濃加茂市の40代男性、多治見市の30代男性、大垣市の20代女性、岐阜市の40代女性の感染も判明した。入院者数は調整中も含めて70人に上るため、県は軽症者が療養する後方施設を29日から再び稼働する方針を明らかにした。

 この日発表された感染者9人のうち6人が20代。7日間の感染者数が第1波の最多と並んだことについて、県健康福祉部の堀裕行次長は「若い人から同居の親や祖父母の世代にうつることを懸念している。感染拡大がないよう、丁寧に調査していく」と話した。

 一方、27日までに、各務原市の女子高校生、岐阜市の20代男性2人の計3人が退院した。女子生徒1人が感染した関商工高校(関市)では、生徒や教職員ら対象者全ての検査が終了し、陰性が確認された。同市教育委員会は27日、休校中だった同校が29日に再開すると発表した。

 また、26日に陽性が判明した各務原市の30代男性は岐阜市の訪問看護ステーションに勤務。検査対象となる接触者は20数人という。


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