【28日】県内25人感染最多 飛騨地域初確認

2020年07月29日 07:55

 岐阜県と岐阜市は28日、新たに県内9市町の男女25人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内で1日に発表される新規感染者としては最多。緊急事態宣言解除後の感染者は100人を超え、115人に達した。県担当者は「非常に厳しい状況だと考えている」と改めて危機感をあらわにした。県内の感染者数は計265人となった。

 この日新たに感染が発表された25人のうち、市町別では岐阜市が12人で最多。美濃加茂、海津、多治見、羽島の各市が各2人で、各務原市、中津川市、揖斐郡揖斐川町が各1人。下呂市でも1人確認され、飛騨地域で初めて感染者が出た。ほかに県外居住で岐阜市内の大学に通う学生が1人いた。男女別では男性16人、女性9人だった。

 年代別では10代2人、20代10人、30代6人と、この日も若年層の感染が目立った。県健康福祉部の堀裕行次長は「過去2週間の行動歴で、近県を含め大都市に行っていた例が多く見られる」と指摘。重症化しやすい高齢層への波及を不安視し「学校や医療、福祉関係といった感染が広がるリスクが高い職場での拡大を懸念している」と述べた。この日の感染者では少なくとも大学生が2人、医療・福祉関係では岐阜赤十字病院の医師と事務職員のほか、県外の医療機関に勤める看護師2人、県外の施設に勤める介護士1人の感染が分かっている。

 このほか、フィリピンから帰国した県内在住で外国籍の50代女性の感染が羽田空港で確認され、県内の医療機関への入院が調整されている。また、岐阜市の20代男性2人と30代男性、加茂郡坂祝町の20代女性、可児市の20代男性の計5人が退院した。


カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会