「牛の首と右前足がない」牧場侵入、牛を解体 比国籍の男逮捕

2020年08月01日 09:39

 放牧中の牛を盗んだとして、岐阜県警加茂署は31日、建造物侵入と窃盗の疑いで、フィリピン国籍の住所不詳無職の男(46)を逮捕した。同署は、共犯とみられる外国人風の男を追っている。牛の首と右前足部分がなかったといい、解体途中だったとみられる。

 逮捕容疑は、31日午前1時ごろから午前4時ごろまでの間に、加茂郡坂祝町内の畜産関係の会社内にある放牧場に侵入し、和牛1頭(時価70万円相当)を盗んだ疑い。

 署によると、この会社の役員の男性(55)から「首が切断された状態で牛が死んでいる」と通報があった。通報に先立ち美濃加茂市内でパトロール中の警官が自転車に乗った容疑者と外国人風の男1人を職務質問しようとしたところ、男が逃走、容疑者はその場で身柄を確保した。容疑者の自転車に血痕があったことから、同署で詳しく調べたところ、犯行が分かった。容疑者は確保された際、刃物などは所持していなかった。署は認否を明らかにしていない。

 死んだ牛は黒毛和種で体重は500キロほどあった。同署は、容疑者らが牛の肉を持っていこうとしたとみている。当時、放牧場にはこの牛を含めて4頭がおり、牛舎には別に3頭がいたという。


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