災害ボランティア延べ799人 高山市の支援センター閉所

2020年08月04日 08:29

復旧作業に取り組むボランティア=高山市朝日町西洞

復旧作業に取り組むボランティア=高山市朝日町西洞

 高山市の要請で市社会福祉協議会内に設置した「市災害ボランティア支援センター」は災害がほぼ収束できたとして、2日、閉所した。

 センターは7月10日に設置。8月2日まで、大雨警報などが発令され活動できなかった5日間を除き、17日間で延べ74団体、799人が、83の派遣件数に対応した。

 派遣地域は朝日町西洞、一之宿の秋神地区でほぼ全日、ほかに久々野町渚、岩滝町も対象だった。支援内容は住宅に流れ込んだ泥のかき出し、土砂搬出、災害ごみ撤去、洗浄、消毒などで、早期の生活環境復旧に向け活動した。

 ボランティア支援センターの設置は過去数回あるが、今回最も苦慮したのが新型コロナウイルスの感染対策。ボランティアの募集は高山市民に限定し、マスクの着用、3密の回避、問診表の提出、検温などを徹底。加えて、熱中症対策として休憩所の公民館に冷たい飲み物や、塩分タブレットの配布など行った。

 同協議会地域福祉課の志水学課長は「今回は地元のまちづくり協議会が多くボランティアとして入り、西洞地区町内会の林達弘会長が、細かな住民ニーズに即したマッチングに尽力してもらうなど地域の力によって円滑に活動でき、感謝している」と振り返った。


カテゴリ: 社会