【5日】岐阜県内21人感染 東白川村でクラスターか

2020年08月06日 08:21

 岐阜県と岐阜市は5日、新たに県内9市町村などで21人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の新規感染者が20人を超えるのは、過去最多の30人を確認した7月29日以来、7日ぶり。県内の感染者数は計400人となった。県担当者は「非常に速いペースで感染者が出ており、大変な危機感を持っている」と述べた。

 加茂郡東白川村で4日までに感染が確認された70代女性を巡り、新たに親族ら4人の陽性が判明。7月23日に県内外の親族ら計12人が村内に集まって食事をしていたという。感染者の接触者などをそれぞれ調査するが、県担当者は「クラスター(感染者集団)の可能性がある」としている。

 岐阜市は5日、県内の市町村でこの日最多の6人の陽性を確認。複数の家族や小中学生で構成するクラスター関連として、新たに感染者の同居家族2人の感染が分かり、クラスター規模は9人となった。このほか、市内の診療所の50代男性医師の感染も判明した。

 可児市では2人の感染を確認。市は、市立土田保育園の女子園児が陽性だったと発表した。また、4日までに感染が確認された蘇南中学校と今渡北小学校にそれぞれ通う姉妹に関しては、検査した両校の子どもたち約50人は陰性だった。残る約40人を検査している。

 また、4日に陽性が確認された瑞浪市の50代男性は、多治見工業高校(多治見市)の教諭であることが分かった。県教育委員会によると、文化系の部活動の指導を受けた生徒ら73人を検査する。

 このほか、大垣市では、4日に感染が確認された70代男性の同居家族の0歳男児ら2人の陽性も判明した。

 5日の新規感染者に重症者はいない。新たに11人が退院し、軽症者が療養する後方施設に2人が移った。また、県外で陽性が確認された土岐市の20代男性が県内の医療機関に入院した。


カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会