【6日】岐阜県内新たに20人感染 「第2波」初の重症

2020年08月07日 07:50

 岐阜県と岐阜市は6日、新たに県内8市町などで計20人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が20人以上となるのは2日連続で、感染者数は420人となった。

 県によると、岐阜市の複数の家族が関係する9人のクラスター(感染者集団)で、2日に感染が確認され入院している80代女性が人工呼吸器による治療が必要な重症となった。7月中旬以降の「第2波」で確認された感染者が重症となるのは初めて。県担当者は「高齢者や基礎疾患のある人が重症化するという、懸念していた事態がまさに起き始めている」としている。

 この他、加茂郡東白川村での会食に伴って確認されている家族や親族ら5人の感染者を巡り、5日に感染が確認された20代女性が木沢記念病院(美濃加茂市)の病棟勤務の看護師であることが新たに分かった。病院がホームページで公表した。7~11日は初診の外来患者と新規の入院患者の受け入れを休止するほか、救急患者の診療を休止する。県によると、この看護師が接触した退院患者で、可児郡御嵩町の60代男性の感染も新たに判明した。

 県内では可児市のスポーツジムなど八つのクラスターが確認されているが、いずれも6日の新規感染者はいなかった。

 また、可児市では可児高校教諭の40代男性が感染。2日夜に発熱し、3日以降は自主的に出勤を控えていた。

 岐阜市では、5日に感染が確認された診療所の50代男性医師に関連し、同じ診療所の50代女性事務員2人の陽性が判明した。

 中津川市では、10代の小学生男児を含む家族3人の感染が判明。市教育委員会は、坂本小学校の児童だと明らかにした上で、7日の臨時休校を決めた。

 県と岐阜市によると、6日までにPCR検査で陰性が確認されたのは▽可児市の蘇南中学校、今渡北小学校の児童と生徒ら約90人▽可児市立土田保育園の園児ら24人▽岐阜高校(岐阜市)の検査対象者121人のうち119人など。

 6日の退院者は7人だったが、県と岐阜市は7月31日~5日に退院者が計8人いたことも明らかにした。6日は、軽症者が療養する後方施設に2人が移った。

 6日に判明した感染者の内訳は、岐阜市6人、中津川市、可児市が各3人、大垣市、御嵩町が各2人、土岐市、瑞穂市、揖斐郡池田町が各1人。岐阜市が感染を確認した愛知県の50代女性は、愛知県内に入院するという。


カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会