【8日】岐阜県内で15人感染 岐阜市の診療所、クラスター

2020年08月09日 08:44

 岐阜県と岐阜市は8日、新たに県内5市などで計15人の新型コロナウイルス感染を確認し、感染者数が450人になったと発表した。政府の緊急事態宣言の解除後に限ると感染者数は計300人となり、解除前(150人)の2倍となった。

 岐阜市では、新たなクラスター(感染者集団)を確認した。感染の第2波で確認されたクラスターは、終息済みの一つも含めて11例目となった。

 市によると、新たなクラスターは、市内二カ所の診療所の医師と家族ら計8人で感染が確認されている。医師2人、診療所の事務員2人のほか、医師の親族や家族、三重県四日市市の医師も含まれる。8日に新たに感染が確認された3人は、医師1人の家族で岐阜市内の中学生と高校生も含まれており、検査はこの高校の生徒や診療所のスタッフら計約50人に上る見込み。市担当者は、いずれの医師も診察時は感染症対策を講じていたため、外来患者への感染拡大は起こりにくいとの見解を示した。

 瑞穂市では、同居家族の感染確認に伴い検査を受けた小学生女児の陽性が判明。同市学校教育課は、女児が西小学校の児童だと発表した。県は児童ら約30人の検査を行う方針。

 県によると、8日までのPCR検査の主な実施状況は▽中津川市の坂本小学校は14人が陰性、85人が検査中▽可児高校は5人が陰性、94人が検査中▽可児市の土田保育園は23人全員が陰性▽多治見工業高校は23人が陰性、50人が検査中―などとなっている。

 7日までに確認されているクラスター関連で、新たな感染確認はなかった。県は8日までに可児市のスポーツジムの調査を終えたほか、美濃加茂市の格闘技道場関連は県内の利用者38人中1人の検査を残すのみとなった。

 県内で確認された8日の感染者の居住地は、岐阜市6人、可児市3人、各務原市、瑞穂市が各2人、羽島市1人、愛知県1人。新たな退院者は19人で、入院者は調整中も含めて151人、うち重症者は引き続き1人となっている。


カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会