【9日】岐阜市の診療所クラスター14人に

2020年08月10日 09:04

 岐阜県と岐阜市は9日、新たに県内8市町などで計15人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が10人以上確認されるのは、7日連続。県内の感染者数は465人となった。

 岐阜市は、市内の診療所の医師らのクラスター(感染者集団)に関連し、新たに感染者と接触のあった男子高校生を含む県内の5人と、三重県で1人の感染者を確認した。クラスター規模は14人となった。介護老人保健施設「長良川ビラ又丸診療所」(岐阜市)と、鴬谷高校(同)は、それぞれスタッフや生徒の陽性が確認されたとホームページで発表した。

 新たな感染者には診療所の看護師1人と事務員2人が含まれており、岐阜市は、新たに医療スタッフ数人と施設の通所者ら約10人に加え、鴬谷高校の生徒10人程度の検査を行う。

 また、岐阜市は、酒類を伴う飲食を通じて感染が拡大したとみられる20代男性4人と、その家族ら3人のクラスターを新たに確認したと発表した。感染の第2波で確認された県内のクラスターは、終息済みを含め12例目となる。クラスターの新規確認は3日連続。

 一方、県は9日、JAとうと土岐支店(瑞浪市)の従業員ら6人のクラスターの終息を確認した。中部学院大(関市)硬式野球部の学生10人のクラスターも10日に終息する見込み。美濃加茂市の格闘技道場と、加茂郡東白川村の各クラスターは、いずれも県内の関係者の調査を終えた。

 県によると、9日までのPCR検査の主な実施状況は▽瑞穂市の西小学校は29人を検査予定▽中津川市の坂本小学校は計38人が陰性、61人を検査中▽可児高校は計24人が陰性、75人を検査中▽多治見工業高校は73人全員が陰性―など。

 県内で9日に確認された感染者の居住地は、可児市4人、岐阜市3人、羽島市は小学生を含め2人、大垣市、土岐市、瑞穂市、本巣市、本巣郡北方町が各1人。愛知県の1人も県内で感染が確認された。

 退院者は11人だった。また、新たに多治見市の70代男性が人工呼吸器治療が必要となり、県内の重症者は2人となった。


カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会