パッションフルーツでかき氷 地域おこし協力隊員が栽培

2020年08月19日 09:04

江坂侑さん(左)が収穫したパッションフルーツを使った特製のかき氷=関市下之保、そばのカフェおくど

江坂侑さん(左)が収穫したパッションフルーツを使った特製のかき氷=関市下之保、そばのカフェおくど

 岐阜県関市地域おこし協力隊員の江坂侑さん(33)が露地栽培している同市武儀地域の特産・パッションフルーツの果実が、同市下之保のそばのカフェおくどで数量、夏季限定で出される「パッションフルーツかき氷」(1100円税込み)に活用されている。

 江坂さんは、カフェ近くの耕作放棄地約1400平方メートルの畑を借り、4月に栽培を始めた。だが6月下旬からの長雨など天候不順の影響で、収穫量は見込みよりも大幅に少ない約350個にとどまるという。カフェに卸されるのは、収穫した後に常温で約2週間追加熟成した実。水分が抜けた分、糖度が増すという。

 カフェの中田誠志オーナー(43)のこだわりが詰まったかき氷は、最下層には5倍濃縮タイプの果汁ジュースがたっぷり。その上に洞戸地域の天然水で作った自家製氷、江坂さんが育てたパッションフルーツの果実やつぶつぶの食感がアクセントになる種、砂糖漬けした皮などが乗っており、かき混ぜて食べると、さわやかな甘酸っぱさが口いっぱいに広がる。

 江坂さんは「育てた果実が実際に商品になり、うれしい。今年は収量は少ないが、その分味には自信がある」と力を込める。中田オーナーは「露地もの特有の甘酸っぱさや濃い味を存分に楽しんでほしい」とPRする。9月中旬まで提供予定。


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