ストップ「コロナ・ハラスメント」宣言 古田知事と42市町村長

2020年09月02日 08:31

 古田肇岐阜県知事は1日、新型コロナウイルスの感染者や医療従事者への誹謗(ひぼう)中傷を防ぐために、県内42市町村長と連名の「ストップ『コロナ・ハラスメント』宣言」を発表した。「闘う相手は人ではなく、ウイルス。県民に思いやりと感謝の気持ちを持ってもらえたら」と話した。

 県によると、医療従事者の子どもが保育所の受け入れ拒否やいじめを受けたほか、感染者が発生した地域で嫌がらせのビラ配布や、感染者が発生した学校の学生がアルバイト先から解雇されるなど、差別を受けた事例が発生しているという。

 宣言では、患者や濃厚接触者、医療従事者、外国人、他地域からの来訪者、家族や店舗への差別的な扱いや非難をなくすとともに、不確かな感染情報の拡散を避けるよう求めた。古田知事は「全市町村で取り組むために、署名をまとめた。(差別を)野放しにするわけにはいかない。人々の心をすさみ、分断する事態になりかねない」と宣言発表の理由を説明した。


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