高さ215m、日本一のスリル 八百津町のバンジー

2020年09月06日 08:42

  • 渓谷に向かってジャンプする挑戦者=八百津町久田見、新旅足橋 
  • 高さ215メートルの新旅足橋=八百津町久田見 
  • 新旅足橋近くにある「岐阜バンジー」の施設=八百津町内 

 高さ215メートルから大ジャンプ! 橋を利用したバンジージャンプ施設として日本一の高さを誇る「岐阜バンジー」が、八百津町久田見の新旅足(しんたびそこ)橋にオープンして約1カ月。県内外から連日、愛好者が訪れている。

 「5、4、3、2、1、バンジー!」。外国人スタッフによるテンポの早いカウントダウンで、同町職員の女性(40)は眼前の渓谷に向かって飛び出した。

 バンジージャンプは初めて。スタッフの助言通り、飛ぶ時は水泳の飛び込みの格好を意識した。落ちていく時間は長く感じ、視界は良好だったという。「山々の緑の中に飛び込んでいく感覚。涼しい風を受け、きれいな空気が通り抜けていくようで気持ちよかった」と目を輝かせた。

 同じく初挑戦の女性(27)=岐阜市=は飛ぶ直前、ヘルメットをかぶった時に思考が止まった。「大丈夫」というスタッフの優しい言葉に返事もできないままジャンプ台へ。カウントダウンを終えても飛べず、まさかの「待った」を2回もかけた。

 3回目は、水泳の「腹打ち」のようなスタイルで何とか飛んだ。「ゴーッ」という大きな風の音だけは覚えている。気付いた時には降り切っていたが、そこで見たのは360度広がる緑のパノラマ。「見たことない光景で、渓谷の中に浮かんでいた。橋の上から木々を見下ろすのとでは景色が全然違う」。引き上げられるまでの数分間、大自然を"独り占め"した。女性の心をつかんだのは、スリルよりも景色だった。

 施設には日本人スタッフもおり、事前に飛び方などを教えてくれる。予約はバンジージャパン、電話0278(72)8133か、同社ホームページで受け付けている。


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