職人手作り、木製ドアオープナー コロナ感染対策万全に

2020年09月11日 09:57

  • 動物をモチーフにデザインしたドアオープナー=岐阜市細畑華南、榎本木工 
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 オーダー家具製造の榎本木工(岐阜市細畑華南、榎本雅亘社長)は、ドアノブに触れずに開け閉めできる木製ドアオープナーを製作した。動物をモチーフにした温かみのあるデザインで、職人が1個ずつ手作りで完成させた。自社のホームページで1個1480円(税込み、送料込み)で販売する。

 新型コロナウイルスの感染対策に役立つ商品を作りたいと、若手社員が4月下旬に企画を提案。5人のプロジェクトチームを立ち上げ、デザインや大きさ、強度を工夫しながら試作を重ねてきた。

 商品化したのは、猫やリスのデザインなど10種類以上で、素材には高級家具に使われるウォールナットとメープルを使用。1個ずつ手作業で木を磨き、表面に安全性の高いドイツ製の天然塗料を施した。

 同社は、百貨店や大手家具メーカーから注文を受け、ホテルや公共施設などで使われるグレードの高い特注家具を手掛ける。これまでは企業間取引(BtoB)のみで、一般消費者向け商取引(BtoC)向けの商品販売は初めて。

 榎本社長は「少しでも新しいことにチャレンジする社風を育てたい」と話している。


カテゴリ: 新型コロナウイルス 経済