中3修学旅行、二十歳になったら行こう 本巣市が計画

2020年09月11日 09:31

 岐阜県本巣市教育委員会は10日、新型コロナウイルス感染症の影響で宿泊を伴う修学旅行が日帰りとなった小中学生を支援するため、中学3年生向けに、20歳の時にクラスメートと旅行する「二十歳の修学旅行」を、小学6年生には、当初訪問予定だった京都や奈良を卒業前後に家族で旅行してもらう「家族で卒業旅行」を企画したことを明らかにした。旅費の一部を市が補助する。市議会定例会の一般質問で川治秀輝教育長が答えた。市教委によると、同様の取り組みは県内でも珍しい。

 市議2人が、修学旅行に関して質問。川治教育長は、「コロナの年だからこそ夢のある企画を提供したい」と述べた上で、「中学3年生は、『何年後でもいいので仲間と旅行したい』との声もあり、『二十歳の修学旅行』を、小学6年生は、京都や奈良に行ってみたいとの願いが強く、『家族で卒業旅行』を実現させたい」と答えた。

 中3は当初、6月ごろに2泊3日で首都圏に旅行する予定だった。小6は10月ごろに1泊2日で京都と奈良を訪れる予定だった。ともにコロナの影響で県内などへの日帰り旅行に変更された。

 中3の「二十歳の修学旅行」は、年内に授業でクラスごとに計画を立案し、20歳の時に実施する。小学6年の「家族で卒業旅行」も年内に計画を作り、来年3月の卒業前後に出掛ける。

 市は、市立の中学3年、小学6年の計約730人に旅費を補助。支援額は修学旅行の積立金の半額程度の1人1万~2万円程度を想定している。年度内に予算化する方針。


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